衣替えのついでにクローゼットを整える。服が増えすぎる前にやっておきたい片づけのコツ
季節の変わり目になると、そろそろ衣替えをしなきゃ……と思いますよね。
でも、いざクローゼットを開けてみると、
「着ていない服が多い」
「何を持っているのか分からない」
「衣替えをしても、またすぐごちゃつく」
そんな状態になっていませんか?
衣替えは、ただ夏物と冬物を入れ替える作業ではありません。
実は、クローゼットの中を見直すとてもいいタイミングです。
服は毎日使うものなので、
クローゼットが整っているだけで朝の支度がラクになります。
反対に、クローゼットがパンパンだと、
服を選ぶだけで疲れてしまいます。
「服はたくさんあるのに、着る服がない」
これも、
クローゼットが整っていない時によく起こる悩みです。
今回は、衣替えのタイミングでやっておきたい
クローゼットの片づけ方について分かりやすくご紹介します。
衣替えで大切なのは「全部入れ替えること」ではない
衣替えというと、季節外の服をしまって、
これから着る服を出す作業だと思いがちです。
もちろんそれも大切ですが、本当に大事なのは、
今の暮らしに合っている服だけを残すことです。
去年よく着ていた服でも、
今年の自分には合わないことがあります。
体型が変わった。
好みが変わった。
生活スタイルが変わった。
仕事や家での過ごし方が変わった。
服は、その時の自分の暮らしに合わせて変わっていくものです。
だからこそ、
衣替えの時は「まだ着られるか」だけで判断するのではなく、
今の自分が着たいか
今の暮らしで出番があるか
着た時に気分が上がるか
この視点で見直してみることが大切です。
まずは全部出さなくても大丈夫
クローゼットの片づけというと、
「一度全部出しましょう」と言われることが多いです。
もちろん、全部出せるならそれが一番分かりやすいです。
でも、忙しい方や片づけが苦手な方にとっては、
全部出すだけで疲れてしまうこともあります。
途中で時間がなくなって
部屋中に服が広がったままになると、余計にしんどくなりますよね。
そんな時は、無理に全部出さなくて大丈夫です。
まずは、
ハンガーにかかっている服だけ
引き出し1段だけ
トップスだけ
ボトムスだけ
というように、小さく分けて始めてみてください。
片づけは、一気にやるより
「終わらせられる範囲」で進める方が続きます。
衣替えも同じです。
今日はトップスだけ。
明日はアウターだけ。
週末に引き出しだけ。
このくらいのペースでも、
十分クローゼットは整っていきます。
服を分ける時は「着る・着ない・迷う」で考える
衣替えの時に悩みやすいのが、服を手放すかどうかです。
「まだ着られる」
「高かった」
「いつか着るかも」
「痩せたら着たい」
「思い出がある」
こう思うと、なかなか手放せません。
そんな時は、
いきなり捨てるか残すかを決めなくて大丈夫です。
まずは、服を3つに分けてみてください。
着る服
着ない服
迷う服
ポイントは、「今の自分に合っていて、
これからも着たいかどうか」です。
「まだ着られるか」ではなく、
・今の暮らしで出番があるか
・着ると気分がいいか
・これから先も着たいと思えるか
この視点で見ると、
クローゼットの整理がしやすくなります。
クローゼットの中に入っていても何年も出番がない服は、
今の暮らしには合っていない可能性があります。
ただし、迷う服を無理に捨てる必要はありません。
迷う服は、紙袋や箱にまとめて「保留」にしておきます。
そして、1〜3ヶ月後にもう一度見直してみてください。
その間に一度も思い出さなかった服は、
手放しても困らないことが多いです。
「高かった服」ほど判断が止まりやすい
クローゼットの片づけでよくあるのが、
高かった服が手放せない問題です。
買った時の値段を思い出すと、
なかなか処分できませんよね。
その気持ち非常にわかります。
でも、ここで考えたいのは、
高かったから残すのか
今の自分が着たいから残すのか
ということです。
高かった服でも、
・着るとなんとなく疲れる服
・サイズ感が今の自分に合わない服
・コーディネートしにくい服
・以前は好きだったけれど、今はしっくりこなくなった服
は、クローゼットの中で“迷う服”になりやすいです。
そんな服が増えてくると、
クローゼットを見るたびに、
「着ていないな…」
「どうしようかな…」
という小さな迷いが積み重なっていきます。
だからこそ大切なのは、
“持っていること”より、
これからの自分が心地よく着られるか。
今の暮らしに合う服が選びやすく並んでいるだけで、
毎日の支度はかなりラクになります。
どうしても手放しにくい場合は、
リサイクルショップ、フリマアプリ、寄付など、
次に使ってくれる人へつなぐ方法を選ぶのもおすすめです。
クローゼットは「量」より「選びやすさ」が大事
服が多いと、おしゃれが楽しめるように感じます。
でも実際は、服が多すぎると選びにくくなります。
似たような服が何枚もある。
奥に何が入っているか分からない。
取り出しにくくて、いつも同じ服ばかり着る。
服を戻す場所がなくて、椅子や床に置きっぱなしになる。
こうなると、服が多いことが負担になります。
クローゼットで大事なのは、
たくさん入っていることではありません。
見やすいこと
取り出しやすいこと
戻しやすいこと
この3つです。
特に忙しい朝は、服を探す時間が少ない方がラクです。
パッと見て選べる。
サッと取り出せる。
着た後に戻しやすい。
これだけで、毎日の支度がかなりスムーズになります。
ハンガー収納は詰め込みすぎない
クローゼットがごちゃつく原因のひとつが、ハンガーのかけすぎです。
服と服の間に余裕がないと、取り出しにくくなります。
取り出しにくいと、戻すのも面倒になります。
そして、
気づけば椅子の上やベッドの上に服がたまっていきます。
ハンガー収納は、少し余白があるくらいが理想です。
目安としては、
服と服の間に2〜3cmほどゆとりがあり、
片手でスッと横に動かせるくらい。
ギュウギュウに詰まっていると、
・取り出しにくい
・戻しにくい
・シワになりやすい
・何を持っているか見えにくい
状態になりやすく、結果的に散らかりやすくなります。
シワになりやすい服
よく着る服
アウター
ワンピース
仕事着
こういった服はハンガー向きです。
一方で、Tシャツやニットなどは、
たたんで収納した方がいい場合もあります。
特にニットはハンガーにかけると伸びやすいので、
引き出しや棚にたたんで収納するのがおすすめです。
引き出しの中は「重ねる」より「立てる」
衣替えの時に、引き出しの中も見直してみましょう。
服を重ねて入れると、下の服が見えなくなります。
見えない服は、存在を忘れやすくなります。
そして、
いつの間にか同じような服を買ってしまうこともあります。
引き出し収納は、
できるだけ服を立てて入れるのがおすすめです。
立てて入れると、
開けた時に何が入っているか一目で分かります。
Tシャツ、インナー、靴下、部屋着などは、
種類ごとにまとめるとさらに使いやすくなります。
収納ケースや仕切りを使うと、
引き出しの中で服が倒れにくくなります。
ただし、収納グッズを買うのは、
服の量を見直してから検討してみてください。
衣替えのついでに「来年も着たいか」を確認する
季節外の服をしまう時は、ただ収納ケースに入れるだけではもったいないです。
しまう前に、
来年も着たいか
今シーズン何回着たか
傷みや毛玉はないか
サイズは合っているか
着ていて気分がいいか
を確認してみてください。
特に、今シーズン一度も着なかった服は要注意です。
もちろん、特別な用途の服は別です。
でも、普段着なのに一度も着なかった服は、
来年も着ない可能性があります。
「来年着るかも」と思ってしまう服ほど、
少し立ち止まって考えてみてください。
来年の自分は、本当にこの服を選びたいでしょうか。
この問いを入れるだけで、残す服が選びやすくなります。
クローゼットが整うと、朝の迷いが減る
クローゼットが整うと、朝の迷いが減ります。
服を探す時間が減る。
同じ服ばかり着ることが減る。
買い足すべき物が分かる。
無駄買いが減る。
お気に入りの服をちゃんと着られる。
毎日の小さなストレスが減っていきます。
服選びは、意外と頭を使います。
たくさんの服の中から選ぶより、
今の自分に合う服が見やすく並んでいる方が、ずっとラクです。
クローゼットは、ただ物をしまう場所ではありません。
毎日の自分を整える場所でもあります。
だからこそ、衣替えのタイミングで
一度見直してみる価値があります。
片づけが苦手な人ほど「完璧」を目指さなくていい
クローゼットの片づけで大切なのは、
完璧にすることではありません。
全部きれいにしなきゃ。
おしゃれな収納にしなきゃ。
一日で終わらせなきゃ。
そう思うと、始める前から疲れてしまいます。
まずは、1か所だけで大丈夫です。
ハンガーの服を5枚見直す。
引き出し1段だけ整える。
着ていない服を3枚だけ抜く。
季節外の服を1つのケースにまとめる。
これだけでも、クローゼットは少し軽くなります。
片づけは、小さく始める方が続きます。
そして、小さく整った場所ができると、
不思議と他の場所もやってみようかなと思えることがあります。
まとめ
衣替えは、服を入れ替えるだけの作業ではありません。
今の自分に合う服を見直し、
クローゼットを使いやすく整えるチャンスです。
ポイントは、
今の自分が着ている服を残すこと
迷う服は無理に捨てず保留にすること
よく使う服は取り出しやすい高さに置くこと
ハンガー収納は詰め込みすぎないこと
引き出しは立てて収納すること
収納グッズは服を見直してから考えること
です。
クローゼットが整うと、朝の支度がラクになります。
服を探す時間が減り、気持ちにも少し余裕が生まれます。
「衣替えしなきゃ」と思った時こそ、
クローゼットを見直すいいタイミングです。
まずは、引き出し1段から。
ハンガー5本から。
小さく始めてみてください。
暮らしは、一気に変えなくても大丈夫です。
毎日使う場所が少し整うだけで、日々の過ごしやすさは変わっていきます。

