「やる気が出たら片付ける」が続かない理由。イフゼンプランニングで片付けはラクになる
「片付けなきゃ」と思っているのに、なかなか動けない。
そんなこと、ありませんか?
部屋を見ては、
「あとでやろう」
「時間がある日にやろう」
「やる気が出たら片付けよう」
そう思っているうちに、気づけばまた物が増えている。
でも、これは意志が弱いからではありません。
片付けが続かない理由のひとつは、
“いつ・何をするか”が決まっていないからです。
そこで役立つのが、
イフゼンプランニングという考え方です。
イフゼンプランニングとは?
イフゼンプランニングとは、簡単に言うと、
「もし〇〇したら、△△する」
と先に決めておく方法です。
たとえば、
「朝コーヒーを飲んだら、テーブルの上を1分だけ片付ける」
「洗濯物を取り込んだら、すぐにハンガーを戻す」
「寝る前に歯を磨いたら、洗面台の上を整える」
こんなふうに、すでに毎日やっている行動に、
小さな片付けをくっつけます。
すると、「よし、片付けよう!」と
気合いを入れなくても自然と動きやすくなります。
なぜ習慣化につながるの?
イフゼンプランニングが習慣化につながりやすい理由は、
行動のきっかけがはっきりするからです。
人は、「時間があるときにやろう」と思っていることほど、
後回しにしやすいものです。
でも、
「朝コーヒーを飲んだら」
「玄関に入ったら」
「歯を磨いたら」
というように
行動するタイミングが決まっていると迷う時間が減ります。
「やる?やらない?」と考える前に、
いつもの流れの中で動きやすくなるのです。
習慣化で大事なのは、気合いよりも反復しやすい流れを作ること。
毎日すでにやっている行動に片付けをくっつけると、
その行動を見るたびに「これをやるんだった」と思い出しやすくなります。
つまり、イフゼンプランニングは、
片付けを特別な作業ではなく、
毎日の流れの一部にしてくれる方法なんです。
片付けは“やる気”に頼ると続きにくい
片付けが苦手な方ほど、片付けを大きな作業にしがちです。
「週末にまとめてやろう」
「一気に家中を整えよう」
「ちゃんと時間を作ってからやろう」
でも、これだとハードルが高くなります。
忙しい毎日の中で、まとまった時間を作るのはなかなか大変です。
しかも、疲れている日は「今日は無理」となりやすい。
だからこそ、片付けはやる気に頼るより、
生活の流れの中に組み込むことが大切です。
片付けに使えるイフゼンプランニングの例
たとえば、こんな感じです。
もし、玄関に入ったら、靴を1足そろえる。
これだけでも玄関の印象は変わります。
もし、郵便物を持って帰ったら、その場で必要・不要に分ける。
後でまとめて確認しようとすると、書類はどんどん溜まります。
もし、夕食後にテーブルを拭いたら、上に出ている物を3つだけ戻す。
全部片付けようとしなくて大丈夫です。
3つだけでも、毎日続けば部屋は変わります。
もし、寝る前にスマホを充電したら、床の物を1つ拾う。
小さすぎるくらいでちょうどいいです。
片付けは、いきなり完璧を目指すより、
「ついでにできること」を増やす方が続きます。
ポイントは“すでにやっている行動”にくっつけること
イフゼンプランニングを片付けに使うときのコツは、
新しい習慣を無理に作ろうとしないことです。
すでに毎日やっていることに片付けを少しだけ足します。
たとえば、
朝起きる
歯を磨く
コーヒーを飲む
ご飯を食べる
洗濯物を干す
お風呂に入る
寝る前にスマホを見る
こういう行動は、毎日の中で自然にありますよね。
そこに、
「1分だけ」
「1個だけ」
「3つだけ」
と決めて片付けを入れると、続けやすくなります。
片付けが苦手な人ほど、小さく始めていい
片付けというと、収納グッズを買ったり、
全部出して仕分けたり、大がかりなことを想像しがちです。
もちろん、それが必要な場面もあります。
でも、毎日の散らかりを減らしたいなら、
まずは小さな行動で十分です。
「もし、帰宅したらバッグを定位置に置く」
「もし、服を脱いだら洗濯かごに入れる」
「もし、買い物から帰ったらレシートを財布から出す」
こういう小さな行動が積み重なると、
“片付けてもすぐ散らかる部屋”から、
“散らかりにくい部屋”に少しずつ変わっていきます。
まとめ
片付けは、やる気がある日にだけ頑張るものではありません。
むしろ、忙しい毎日の中では、
やる気に頼らなくてもできる仕組みを作ることが大切です。
イフゼンプランニングは、
「もし〇〇したら、△△する」と決めておくだけ。
行動のタイミングが決まることで、迷いが減り、
毎日の流れの中で自然と繰り返しやすくなります。
だから、習慣化につながりやすいのです。
まずは今日から、ひとつだけ決めてみてください。
「もし寝る前に洗面所へ行ったら、洗面台の上を1つだけ片付ける」
これくらいで大丈夫です。
小さな行動でも、毎日続けば部屋はちゃんと変わります。
片付けは、気合いより仕組み。
自分が動きやすくなる流れを作ってあげることが暮らしを整える第一歩です。

