寝ても疲れが取れない女性へ。年齢のせいにする前に見直したい「鉄不足」
「しっかり寝たはずなのに、朝から体が重い」
「夕方になると、もう何もしたくない」
「家事や仕事をこなすだけで精一杯」
そんな日が続いていませんか?
忙しい毎日を過ごしていると、つい
「疲れているのは仕方ない」
「年齢のせいかな」
と思ってしまいますよね。
でも、その疲れやすさは年齢だけが原因とは限りません。
もしかすると、体に必要な鉄が不足している可能性もあります。
鉄は、元気に動くために欠かせない栄養素
鉄というと、「貧血を予防する栄養素」というイメージがありませんか?
もちろん、それも大切な役割です。
鉄は、赤血球に含まれるヘモグロビンの材料になり、
全身へ酸素を届ける働きをしています。
さらに、毎日活動するためのエネルギー作りにも関わっています。
鉄が不足すると、体に酸素が十分に届きにくくなり、
- 疲れやすい
- 朝起きるのがつらい
- 階段で息切れする
- めまいや頭痛がある
- 集中力が続かない
- 肩こりや筋肉痛が気になる
といった不調が現れることがあります。
健康診断で問題がなくても安心しすぎないで
「健康診断では貧血と言われなかったから、私は大丈夫」
そう思う方も多いかもしれません。
ただ、一般的な血液検査ではヘモグロビンの数値を中心に確認することが多く、
体内に蓄えられている鉄まで詳しく調べない場合もあります。
鉄不足は、いきなり重い貧血になるのではなく、
最初に体内の「鉄の貯金(フェリチン)」が少しずつ減っていきます。
そのため、検査では大きな問題がなくても、
なんとなく疲れやすい状態が続くことがあります。
もちろん、疲れの原因は鉄不足だけではありません。
ただ、寝ても疲れが取れない日が続くなら、
一度食事や体調を振り返ってみてもよいかもしれません。
女性は鉄不足に注意したい
月経がある女性は、毎月の経血によって鉄を失います。
さらに、忙しいママは家族の食事を優先して、
自分の昼食はパンやおにぎりだけで済ませてしまうこともありますよね。
ダイエット中で食事量を減らしている方や、
朝食を抜くことが多い方も注意が必要です。
「食べているつもり」でも、体に必要な栄養が不足しているケースがあります。
こんな変化も見逃さないで
鉄不足が気になるときは、疲れ以外の小さなサインにも目を向けてみましょう。
- 爪が割れやすい
- 爪が薄くなった気がする
- 顔色が気になる
- 髪の変化が気になる
- 動悸や息切れを感じる
- イライラしやすい
- 眠りが浅い
体は、不調のサインを出していることがあります。
無理を続ける前に、自分の体にも少し目を向けてあげたいですね。
鉄だけを摂ればよいわけではありません
疲れていると、「鉄のサプリを飲めばいいのかな?」と思うかもしれません。
でも、自己判断で鉄だけをたくさん摂るのはおすすめできません。
体の中で鉄を安全に運び活用するためには、
たんぱく質などの栄養素も必要です。
まずは毎日の食事で、
- 魚
- 卵
- 貝類
- 大豆製品
- 海藻
- 緑黄色野菜
などを少しずつ取り入れてみましょう。
完璧な食事を目指さなくても大丈夫です。
例えば、朝食に卵をプラスする。
お味噌汁に豆腐やわかめを入れる。
昼食に魚のおかずを選ぶ。
できそうなことを一つ加えるだけでも、食事のバランスは変わります。
不調が続くときは医療機関へ
強い疲れ、動悸、息切れ、めまいなどが続く場合は、
我慢せず医療機関へ相談しましょう。
疲れやすさの原因は、鉄不足だけではありません。
「忙しいから仕方ない」と後回しにせず、自分の体をいたわることも大切です。
家族のことを頑張っているママだからこそ、
まずは自分の元気を守ることから始めてみませんか?

