小学生のプリント整理|塾や学校のプリントが床に散らかる原因と整え方
今日、中学受験を目指している小学4年生のお子さんの、
片付けサポートへ行ってきました。
お部屋に入ると、塾のプリントが床に重なり、
必要なプリントがすぐに見つけられない状態でした。
学校のプリントや、間違い直しをするプリントも混ざり、
「どこに何を収納したらよいのか分からない」という状況です。
プリントが散らかるのは、片付ける場所が分からないから
今回のお子さんは、プリントをどう整理すればよいのか分からず、
うまく片付けられない状態でした。
ひとことでプリントといっても、
・これから使う塾のプリント
・終わった塾のプリント
・間違い直しをするプリント
・学校からのお知らせ
・学校へ提出するプリント
など、種類も目的も違います。
これだけ種類があると、
どこに入れればよいのか迷ってしまうのも無理はありません。
片付ける場所や分け方が決まっていなければ、
とりあえず机や床に置いてしまいます。
必要なのは、プリントの目的に合わせて置き場所を分け、
お子さんが迷わず整理できる仕組みを作ることです。
科目ごとにリングファイルを提案
塾のプリントは、科目ごとのリングファイルで管理することにしました。
算数、国語、理科、社会など、お子さんが普段使っている言葉で分けます。
特に大切なのが、間違えた問題を直すプリントです。
次にできるようになるための、大切な復習材料です。
「間違い直し」や「もう一回やるプリント」は、
リングファイルには入れず、すぐ手に取れる専用の引き出しへ。
復習が終わったらリングファイルへ移す流れにすることで、
お子さん自身も「今やるプリント」がひと目で分かるようになりました。
学校のプリントも置き場所を決める
学校から持ち帰るプリントも、置き場所を決めました。
お母さんに渡すプリント、保管するプリント、
提出するプリントを全部同じ場所に置くと分からなくなりやすいです。
例えば、
「お母さんに見せる」
「学校に持っていく」
「あとで見る」
というように、子どもが分かる言葉で分けると迷いにくくなります。
難しい収納名より、本人が普段使う言葉の方が伝わります。
物の定位置を一緒に決めました
今回のお部屋は文房具や学校用品などの定位置も、
はっきり決まっていませんでした。
そこで、お子さんと一緒に、
「これはどこにあったら使いやすい?」
「使った後、どこなら戻せそう?」
と確認しながら定位置を決めました。
大人が勝手に決めた場所ではなく、本人と一緒に決めることがポイントです。
収納場所には、お子さんが分かりやすい名前でラベルを貼りました。
ラベルがあることで、戻す場所を毎回考えなくて済みます。
物が多いと、子どもには管理が難しい
お部屋には、ぬいぐるみ、シール、
おもちゃなど、たくさんの物がありました。
子どもにとっては、どれも大切な物です。
そのため、いきなり「捨てよう」と言っても、なかなか進みません。
ただ、物が多すぎると、
何をどこに置くのか分からなくなり管理するのが難しくなります。
大切なのは、無理に捨てさせることではなく、
「今よく使っている物」
「飾っておきたい物」
「最近は使っていない物」
に分けながら、お子さん自身が管理できる量まで
少しずつ整えていくことです。
物の量が減り、収納場所に余裕ができると、
どこに戻せばよいのかが分かりやすくなります。
目指すのは、ただ物を減らすことではなく、
お子さんが自分で出して、自分で戻せる部屋にすることです。
クローゼットがパンパンだと片付けられない
クローゼットの中も物がいっぱいで、出し入れしにくい状態でした。
収納場所があっても、物を押し込まないと
入らない状態では子どもは元に戻せません。
「片付けなさい」と言われても、
しまう場所に余裕がなければ難しいのです。
片付けやすい収納には、少しの余白が必要です。
子どもでも簡単に出し入れできる量にすることが、片付けを続けるコツです。
ある程度できるまでは、お母さんのサポートも必要
仕組みを作ったからといって、次の日から全部一人でできるとは限りません。
特に小学生は、新しい片付け方に慣れるまで時間がかかります。
最初のうちは、お母さんが、
「このプリントはどこだった?」
「一緒にファイルに入れようか」
と声をかけながらサポートすることも必要です。
ただし、お母さんが全部やってしまうのではなく、少しずつ本人に任せていきます。
できたときは、
「ちゃんと戻せたね」
「プリントが見つけやすくなったね」
と、できたことを言葉にしてあげると自信につながります。
合格部屋は、勉強する前の迷いを減らす場所
プリントが床に散らかっていると、勉強を始める前に探し物が始まります。
必要なプリントが見つからない。
文房具がどこにあるか分からない。
机の上に物が多くて勉強できない。
これでは、勉強に集中する前に疲れてしまいます。
合格部屋づくりで大切なのは、
見た目をきれいにすることだけではありません。
「どこに何があるか分かる」
「子どもが自分で戻せる」
「すぐに勉強を始められる」
そんな環境を作ることです。
まずは、お子さんと一緒に分かりやすい置き場所を
一つ決めることから始めてみてくださいね。

